『灰と幻想のグリムガルlevel.5 笑わないで聞いておくれよ』を読んだ
前の巻とか読んだけど書いてないし、バラバラな感じでやってしまっている。
灰と幻想のグリムガル level.5 笑わないで聞いておくれよ (オーバーラップ文庫)
- 作者: 十文字青,白井鋭利
- 出版社/メーカー: オーバーラップ
- 発売日: 2015/02/24
- メディア: 文庫
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「……で、これ、何だと思う?」
ワンダーホールに来てから数ヶ月。
ハルヒロたちは少しずつ、だが着実に実力をつけて迷宮を攻略していた。
そんな時、探索中に見たことのない「穴」を見つける。
前回……たしか三日前にこの場所を通りかかったときはなかった穴。
それは未発見の新エリアかも知れず、一番乗りしたパーティには大きな利益がもたらされる。
踏み込むかどうか迷うハルヒロだったが、変わり者が多いが実力はあると評判のチームトキムネが現れ、合同での探索を提案される。
灰の中から生まれた冒険譚は、新たな出会いと共に続いていく。
との事。第二巻の時に書いた感想はこちら
この作品はいつも誰かしら死んだり命の危機に陥ったりしますので、読むときは緊張するのですが、それが「死んだら蘇らない系」のゲームと近しい物を感じていて、やっぱりゲーム、それに付随する楽しさを非常に感じられる作品です。
じゃあゲームしろよとか言われそうですが、主人公達の微妙な動きとかはゲームなんかよりよっぽど丁寧に書かれていて、自分がここに居たらどうなるんだろう、っていうわくわくがあるんですよね。楽しい。
物語が落ち着く場所が全然想像できない。というかキャラクター達の行く末がわからないという方が正しい。
どうなるんだろうなハルヒロ。メリィはやっぱりそうなんだろうしそうあって欲しいな主人公をもっと追い込んでほしいな()そういうシーン見せつけて欲しいな鬼畜だな。
後ちゃんと断る辺り主人公すごいはっきりしていて好感持てました。でも羨ましい……