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眠るまでに見た夢のこと

眠るまでに眼に映った事聞いた事、読んだ本やった事行った所思った所を書きます。時々、眠った後に思ったことも書きたい(願望)

「ファンダ・メンダ・マウス」を読んだ

ずっと積んでた一冊を読めると嬉しい気分になりますね。

 

ファンダ・メンダ・マウス (このライトノベルがすごい!文庫)

ファンダ・メンダ・マウス (このライトノベルがすごい!文庫)

 

 おれはマウス。しみったれた倉庫でくそったれなAIシステム相手に終日ダラ~っと、家に帰ればネーネがべったり。そんな毎日。でも、おれは今の自分にかなり満足。いい女はべらして万ケンシャンパンドンペリジャンジャンBMベンツにPMゲッツーみたいなことが必要だとは思わない―のに!「嫁に!」とか言い出すジャリ娘の登場から怒涛の急展開だよ!独特で中毒性の高い文体、鳥肌ものの展開。全選考過程で物議を醸した作品が登場!第1回『このライトノベルがすごい!』大賞栗山千明賞受賞。

 

との事。

紹介文でも一部雰囲気が伝わってくるけれど、とてもリズミカルな文章で書かれている。かなり荒っぽくて、粗雑な文体。でも、その文体がストーリーを形作っている。文体がストーリーを作ってるという事で、ラノベではかなり奇異で強烈な個性を持つ作品だと思う。この文体で静かなストーリーなど展開出来ないと思います。

 

そんな中に 急に真面目に挟み込まれる主人公の母の言葉、というか箴言が物語の全て。

主人公マウスは孤児の自分を助けてくれた母(故人)の言葉を忠実に守る「原理主義者(ファンダメンタリスト)」。

言葉を絶対に裏切らないマウスに惹かれてか、周りに人がドンドン集まってくる、バンバン依存しあう、ジャンジャン傷つけあう。登場人物は皆マウスの事が好き。多分彼は皆にとって「原理(ファンダメンタル)」で、彼の言葉が全部なんだろう。特にミチルの0と1の世界から色を持った――もういいや、めんどくさい。ストーリーに意味ほとんどないだろうし! みたいな気分になる作品。

 

 

この文体が合うかどうか、この作品はもうそれだけにかかってて、僕は結構好きでした。

では~