『サクラ×サク 02 ボクノ願イ叶ヱ給ヘ』を読んだ
締め切りが近いですが、満員電車では小さな文庫本を読むほかない感じですね。
サクラ×サク 02 ボクノ願イ叶ヱ給ヘ (ダッシュエックス文庫DIGITAL)
- 作者: 十文字青,吟
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2015/05/25
- メディア: Kindle版
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サクラの兄(デュラン)、妹(ナズナ)。最強の魔性(ブラッド)持ち登場(デビュー)!! “君は僕の黒い太陽(ブラック・ホール・サン)” 拘束されたハイジの魔性(ブラッド)をそう名付けたのは突然現れたサクラの兄デュラン。その魔性(ブラッド)のおかげで転属となり、サクラと離ればなれにさせられ、それでもハイジの日々は飛ぶように過ぎてゆく。 一方、ファウラス城市攻略を命じられたサクラの下に増援として派遣されたのは、サクラの妹、ナズナ率いる七六旅団。帝国の防衛網を切り裂きながら進む第八公軍を待ち受けるのは神算鬼謀の亞璃簾(ありす)。はたしてファウラス城市を陥とすことができるのか!? 血が滾(たぎ)って色々躍る大戦詩幻想交響曲(ファンタジックウォーシンフォニー)、待望の二巻!
との事。主人公ハイジさん、自己評価はとても低いですが、滅茶苦茶有能です。
愛しのヒロインと離れ離れにさせられるも雑用偵察戦闘と何でもこなします。この有能っぷり、分けて欲しいくらいw 自分で仕事を見つけるって所に、社会人になってしまった僕は越えられない壁を感じてしまいましたね……
相変わらず地の分は苦悩というか愚痴と言うか、等身大の主人公なので、自分の能力も相まった急激な成長に主人公自身ついて行けない感じがしてます。どうなるんだろう。
後新キャラのサクラの妹ナズナさんが生意気ですが能力が面白すぎて笑いました。いや、能力をかけられた奴が面白いのか? とにかく、良いキャラしてます。戦争だからか何人もキャラが出てきますが個性が強くて皆面白い。
ヒロインのサクラは相変わらず孤独感を抱えているようですが、幸せになっていって欲しいヒロインです。ヤマアラシのジレンマはやっぱり愛おしい。ベタベタですが、それが良い。ベタで何がわるい。そんな二巻だった。
前の巻の感想は下。
ではー