「遠回りする雛」
もう長い事ずっと積んでいて、ライト・ミステリとして読めたらええかなと思いながら読んだ。けどライト・ミステリというよりはライト・ノベルというかキャラクター・ノベルという感じ。
- 作者: 米澤穂信
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/07/24
- メディア: 文庫
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「氷菓」は非常に楽しく読めた記憶があり、この省エネ主人公が好きだったのかそれともミステリとして楽しめたのかはもう今は昔、記憶に定かでなく思い出せないけど、今作は完全に折木や伊原、登場人物の恋愛、人間関係が主で完全にミステリは後ろに隠れている感じ。千反田の気になりますは完全にアニメのあれで再生されるので可愛いっちゃあ可愛い。でも、入門というかミステリに一回も触ったことのなかった昔の僕にとってはとてもいい作品だったし、たぶん今もそういう立ち位置で読める本だと思う。ミステリが読みたくなりました。
時間が経つと感じ方って変わるんだなー