『灰と幻想のグリムガル level.7 彼方の虹』を読んだ
年の瀬。晦日。やる事はあんまり変わってないです。読んで、書いて、的な。
灰と幻想のグリムガル level.7 彼方の虹 (オーバーラップ文庫)
- 作者: 十文字青
- 出版社/メーカー: オーバーラップ
- 発売日: 2015/12/25
- メディア: Kindle版
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『黄昏世界』から脱出したハルヒロたちは、グリムガルとも異なる『太陽の昇らない世界』にへと足を踏み入れた。なんの情報もないまま、それでも仲間を率いるハルヒロ。幸いなことに、異界の住民たちが住み着く村を発見し、ひとまずの安全を確保できたものの、過酷な環境に問題は山積みだった。更に最も必要とする「グリムガルに帰る方法」はまだ手がかりさえも見つからない。
自分たちは帰ることができるのか、そして時たま頭をよぎる本当に『帰る』場所は違うところなのでは、という感覚。様々な想いを胸に抱きつつ、ハルヒロたちは、異界の探索を進めていく。灰の中をさまよい、行き着く先には――
との事。過去記事はこちら。
第七巻まで来ましたが、ハルヒロ達は異世界の異世界に行ってしまいます。
ゲームで行ったら特別ステージ? 陽の昇らない世界という事で、今まで以上にハードモードになってますね。
身振り手振りでコミュニケーション取ったり、死体あさりというか、ゴミ漁りみたいな事もして生きていきます。
それが面白いのは、やっぱり主人公達の等身大の悩みが読んでいて楽しいからなんでしょう。ハルヒロの恋愛もちょっと進展あった? し、ハルヒロ以外のクザクや、シホルの成長も描かれていて、うわあ頑張ってるんだなぁと、応援したくなってきます。世界の謎も少し匂わされてます。死なないでね……
全く終点がどうなるのかわからない世界ですけど、少しずつ成長してレベルアップする主人公達、頑張って乗り越えていって欲しいです。
……ララとノノとか、一体何がどうなってあんな風になってんのやろ? 案外今までのキャラで一番すごくない?(独り言)