眠るまでに見た夢のこと

眠るまでに眼に映った事聞いた事、読んだ本やった事行った所思った所を書きます。時々、眠った後に思ったことも書きたい(願望)

2014-01-01から1年間の記事一覧

愛を並列するフィルムたち 『インターステラー』 (ネタバレあり)

『ダークナイト』『インセプション』『メメント』等の作品の監督である、クリストファー・ノーランの最新作を観てきました。 IMAXってすごいのね。割と感動した。 映画『インターステラー』最新予告編 - YouTube 映像は素晴らしいですが、僕の感想としては「…

『ヴァリス』 P.K.ディック

もう全然わけわかんないっす。今までのディック作品の中でぶっちぎり。 ヴァリス〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF) 作者: フィリップ・K・ディック,山形浩生 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2014/05/09 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (15件) を見る ス…

「未来/珈琲 彼女の恋。」

未来/珈琲 彼女の恋。 (GA文庫) 作者: 千歳綾,アマガイタロー 出版社/メーカー: SBクリエイティブ 発売日: 2014/08/08 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (4件) を見る タイム・トラベルものでした。 突然未来から〝娘〟がやって来て――!?自称・未来からや…

「灰と幻想のグリムガル 2」

脱出不能のオンラインゲーム系ラノベは種々挫折したけれど、これは面白い。 灰と幻想のグリムガル level.2 大切じゃないものなんか、ない。 (オーバーラップ文庫) 作者: 十文字青,白井鋭利 出版社/メーカー: オーバーラップ 発売日: 2013/11/22 メディア: 文…

「おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 小豆エンド」

ライトノベルを最後の方まで読むのはなかなか根気が必要であって(いつ終わるともしれぬので)、久しぶりに最後まで読めたシリーズ。いや、あと一巻あるな。 おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 小豆エンド (富士見ファンタジア文庫) 作者: …

「野生の少年」

フランソワ・トリュフォーって名前しか聞いたことなかったし、なんかゲオで見つけたので見てみる事に。 野性の少年 [DVD] 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 発売日: 2007/02/02 メディア: DVD 購入: 1人 クリック: …

「マザーズ」

金原ひとみは「蛇にピアス」以来だった。 マザーズ (新潮文庫) 作者: 金原ひとみ 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2013/12/24 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 三人の女達、というより、母達の話。いや、母に飲み込まれていく女といえば…

「絶深海のソラリス」

海、それも深海。暗くて怖い。息ができない。激しい水圧。たぶん死ぬ。全ての死体が行き着くところ。そういう気分になってしまう。 絶深海のソラリス (MF文庫J) 作者: らきるち,あさぎり 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー 発売日: 2014/03/22…

「ガニメデの優しい巨人」

ハードSFの傑作『星を継ぐもの』の続刊。ガニメアン・シリーズ第二巻。 ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫) 作者: ジェイムズ・P・ホーガン,池央耿 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 1981/07/31 メディア: 文庫 購入: 20人 クリック: 210回 この商品を…

「モルグ街の殺人事件」

全ての推理小説の祖であった。 モルグ街の殺人事件 (新潮文庫) 作者: エドガー・アラン・ポー,Edgar Allan Poe,佐々木直次郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1951/08 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 9回 この商品を含むブログ (23件) を見る 気に入っ…

「ハンナ・アーレント」

ちょっと静かなのを観ました。彼女の本は一冊も一度も読んだことがありません。 ハンナ・アーレント [DVD] 出版社/メーカー: ポニーキャニオン 発売日: 2014/08/05 メディア: DVD この商品を含むブログ (9件) を見る 一度は読んでおきたいと思っていたけど、…

「翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件」

新本格ミステリを読みたくなり、麻耶雄嵩を読みました。 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 (講談社文庫) 作者: 麻耶雄嵩 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1996/07/13 メディア: 文庫 購入: 5人 クリック: 206回 この商品を含むブログ (96件) を見る デビュ…

「GODZILLA」

ゴジラである(^^) なんかすげえゴリラっぽかった。 あのゴジラがスクリーンで、しかも3D(3Dで観ました)。いやもう言うことはないっす。ゴジラの生物っぽさはいやにも増しており(着ぐるみじゃないので当然といえばそうなんだけど)、敵怪獣ムートも中々グ…

「そして誰もいなくなった」

夏休みに入ってから、まるで学生のときのようなペースで本が読めている。ストレスの発散である。 そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) 作者: アガサ・クリスティー,青木久惠 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2010/11/10 メディア: 文…

「遠回りする雛」

もう長い事ずっと積んでいて、ライト・ミステリとして読めたらええかなと思いながら読んだ。けどライト・ミステリというよりはライト・ノベルというかキャラクター・ノベルという感じ。 遠まわりする雛 (角川文庫) 作者: 米澤穂信 出版社/メーカー: 角川書店…

「モーダルな事象 桑潟幸一教授のスタイリッシュな生活」

今日は横浜戦を見に行った行き返りで、徐々に読み進めていた奥泉光の本を読み終わった。 モーダルな事象―桑潟幸一助教授のスタイリッシュな生活 (文春文庫) 作者: 奥泉光 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2008/08/05 メディア: 文庫 購入: 5人 クリック: …

『思い出のマーニー』

スタジオジブリ、宮崎監督引退後一作目。スタッフロールに川上量生がおったのはさておいて、中身です。 一言で言うと面白かった。両親と死別した主人公が、喘息の療養で訪れた北海道の片田舎で、誰も住んでいないはずの入江の廃別荘で、マーニーという少女と…