『たま高社交ダンス部へようこそ』を読んだ
スニーカー文庫新人賞作品。スニーカーを読んだのはとても久しぶりな気がします。
個性的なメンバーが活動するゆるーい部活「社交ダンス部」に入部した雪也は、だんだんと社交ダンスの楽しさにのめり込んでいく!そんな矢先、部活の統廃合を賭け、競技ダンス部と対決することになり!?
との事です。ストレートな青春小説で、楽しく読めました。
楽しい事が見つけられない主人公が、社交ダンスと出会い、その面白さに目覚めていく……捻りや外連味は一切ない王道青春小説って言っていいと思います。
扱っている題材こそマイナーだけれど、作中に説明がわかりやすく、しかも金髪の可愛い留学生がしてくれるので安心です。これ結構難しい事だと思うんですが良く説明してくれてます。
気になる所と言えば女装に目覚める主人公の親友の将来とかなんですが……いいやw
文章も読みやすく一巻で完結。爽やかな気分で読み終われました。